腰痛は人生のうちで経験したことがあるという人が8割にもおよぶという調査報告もあるそうです。
さらにそのうち、痛みの原因が特定されない腰痛は8割という調査結果もあるそうです。すなわち単純計算すると、100人のうち約60人は原因が分からない腰痛を経験したことがあるということになります。
病院、接骨院、鍼灸治療院、マッサージ、整体、カイロプラクティックほか、さまざま治療を受けてもなかなか改善しないという人も少なくありません。
「上手に付き合って」という決まり文句もありますが、付き合うどころか縁を切りたい気持ちになるものです。
特に座骨神経痛、ヘルニア、非特異的腰痛に類似するといった腰痛を和らげるためには、どのような施術者と出会えるのが理想かというと、施術者自身がそれらの痛みの経験者ではないかと筆者は考えます。
そのメリットについて筆者独自の考えを紹介します。
・徒手検査が必要最低限
・治療する際の姿勢(体勢)など、細かい気配り
・生活を送るうえでのアドバイスが的確
・共感してもらえる
医療関係従事者が、人と接する他の職業と決定的に違うのは、患者さんと同じ疾患や痛みを経験したことがないケースが多く、頭で理解していても患者さんの辛さを共感しにくいということです。
それだけに、同じ症状を経験したことがある施術者は、いい事とそうでない事を含めて治療やアドバイスが的確で説得力があり、治療効果もあらわれやすいのではないかと考えます。
どこに行っても症状や痛みが変わらず、あきらめるぐらいだったら、最後の治療院探しと思って施術を受ける前に電話やメールで「治療をする先生は、腰痛の経験があるか?」なんて聞いてもいいかもしれません。
なかなか聞きづらい事ですが、どうせ「付き合っていこう」とあきらめるぐらいだったら、苦しむ自分を助ける気持ちで・・・いかがでしょうか?
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