サクランは日本固有の藻類であるスイゼンジノリの主成分です。特徴として優れた保水力と保湿力で知られています。
美容だけでなく医療の分野でも研究が進められていて、約1年ほど前には北陸先端科学技術大学院大学が「超高分子サクラン(発見者:岡島麻衣子研究員)の新しい機能を発見した」とする内容でプレスリリースをネット上にも公開しています。
サクランの効果を分かりやすく一言で表現すると「バリア機能」ではないでしょうか。市販されているサクラン原液を触ると分かると思いますが、独特の粘性があるにもかかわらず、肌に塗るとあまりベタつかないのが不思議です。
皮膚の表面を覆って保水しながら美容成分を浸透させられるため、化粧品の原料にも用いられているそうです。
冬など特に乾燥する季節は肌がカサカサになりがちです。肌の大切な役割にバリア機能がありますが、潤いを失うとバリア機能が下がり、外部の刺激を受けやすくなるため肌の健康にも影響を及ぼします。
ベタつき感が強い化粧品を好まないというヒトには、サクランを試してみる価値はあると思います。
美容鍼で細胞の活性化、サクランでバリア機能の向上というのも乾燥対策に効果が期待できるのではないでしょうか。
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