新型コロナ禍で注目が高まったキーワードのひとつに「免疫力アップ」があるのではないでしょうか。
適度な運動、良好な睡眠、規則正しい食事、ストレス解消など、いずれも免疫力アップには不可欠です。
ここで食事についてですが、どのような栄養素を含むものが良いかも大切ですが、腸内環境を意識したいものです。簡単にいうと、栄養を吸収するとともに、免疫細胞が多く存在するのが腸になります。
実際に腸内環境を整えるとはどのようなことかというと、免疫細胞を活性化させる「腸内細菌」のバランスを整えるのです。栄養学の観点で説明すると複雑になるので、簡単にいうと「善玉菌」と呼ばれることもある腸内細菌が好むものを食べるのです。
具体的には果物や海藻類があげられます。これらには腸内細菌が好む「水溶性植物繊維」が多く含まれています。また、善玉菌を直接増やす効果が期待されると考えられているものに豆類(特に納豆)、みそ、酢など植物性の発酵食品があげられます。小腸の運動を元気にするとされているものにはチーズ、しいたけ、緑茶などがあげられます。
こうして列記するとお気づきかと思いますが、日本食には腸にいいものが多いのです。
「〇〇には多くの栄養素が含まれる」も大切ですが、栄養成分を効率よく摂取するためには腸の環境を整えることをお忘れなく。
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