一時期、雑誌やテレビで取り上げられていたLPS(リポポリサッカライド）は免疫力を高める効果が期待出来ると考えられています。
新型コロナウイルス(COVIT-19)禍の今だからこそ、注目を集めていいような気がするのですが・・・。
「免疫ビタミン」と呼ばれることもあるLPSは、特に腸内環境を備え、健康維持や抗炎症といった自然免疫力の賦活に働くとされています。
おもに土中に存在する細菌成分のひとつとして知られています。特徴としては油との相性は悪くないのですが、高温や長時間の加熱に弱く、水に長時間さらすのも良くないとされています。
具体的にどのような食材に含まれているかというと、れんこん、おくら、なめこ、しいたけ、豆類（できれば「さや」ごと）などが一例です。
腸内環境を整える点で広く知られているものには乳酸菌があります。特に「生きたまま腸内に届く」なんて宣伝文句を聞いた事もあるであろう植物性乳酸菌食品（味噌、醤油、酒など）をLPSと一緒に摂取するのはおすすめです。
ちなみに、もともと乳酸菌とLPSが含まれた食品には一部のヨーグルト、発酵ライ麦パンなどがあるそうです。
飲み物としては、緑茶（ウーロン茶、ほうじ茶、紅茶などの発酵茶は除く）があげられます。
どんなに栄養になるものを食べても、しっかりと体に吸収されないと意味がありません。だから吸収の働きで大切な腸内環境を整えることが大切という訳です。
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