新型コロナウイルス(COVIT-19)感染症さえなければ、今は東京五輪が開催されていたはずです。すでに2021年開催への延期が決定しているので、コロナ禍の早期収束を願うばかりです。
今振り返ると、東京招致を決めた2013年からあっと言う間でした。信濃町の慶応大学病院に行く機会がある時は、帝国ホテルが運営するレストラン「ザ・パーク」に寄ることがあり、そこからは新国立競技場が目の前に眺められます。旧競技場が解体された直後のまさに「野っぱら」の状態が昨日のようにすら感じます。
また、東京での開催が決定してから、さまざまな問題が浮上して、色々な意味で話題が豊富なのも東京五輪2020の特徴ではないでしょうか。
東京五輪誘致が決まった直後の猪瀬直樹都知事辞任にはじまり、新国立競技場の建設問題、ロゴ問題、競技場開催地問題、マラソン会場変更・・・他にも多数ありますが、いずれも「些細」では済まされない内容ばかりで、日本だからデモや暴動に発展していなかったと言ってもいいぐらいではないでしょうか。
一昨日、来年の東京五輪開催時間にあわせてセレモニーが行われました。白血病からの復帰を目指す水泳の池江選手がメッセージを発信しました。
選手も含め世界中の人々が平和の祭典とよばれるオリンピックの開催を望む一方で、現在のコロナ禍をどう生き抜くか必死になっている人や新型コロナに感染して苦しんでいる人が大勢いるのも事実です。
新型コロナウイルスとの闘いは、東京五輪開催実現に向けての取り組みというよりも、得体の知れないウイルスとの戦いに勝利したことを祝う祭典になることを願うばかりです。
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