「よくぞやった!」「他局ながら頭が下がる」など、ネットに寄せられるコメントだけでなく、他局のワイドショーのコメンテーターからも評価の声があがっているテレビ東京のスタジオ内報道番組におけるマスク着用の方針決定。
テレビ東京は良し悪しは別にして、他局とは異なる独自のポリシーを貫く(あくまでも視聴者目線では)印象を受けることから、ネット上で「ブレないテレ東」などと呼ばれることがありました。
とはいえ、スタジオ内で会話をする報道番組の司会者やコメンテーターにマスクを着用させるというのは英断です。
以前、筆者もテレビのワイドショーなどで「感染リスクと対策」を訴える司会者やコメンテーターが、パネルを挟んでいるとはいえマスクもせずに時には声を荒げながら熱く語ったり、歩き回りながら話しをする様子に違和感を感じていることをブログにも書きました。
政治家、芸能人、テレビ放送に携わる方々など、特に影響力の大きい方々は自らが態度で示すのは当然のことです。さらに、最近ではマスクではなくマウスシールドを着用している人がいますが、マスクよりも悪いのは誰が見ても一目瞭然です。
他局も「テレ東の後追い」などと躊躇せず、良い事は積極的に他局の方針を見習うべきでしょう。
ところで、ちょうどこのブログを書いているタイミングで、テレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」でこの話題を取り上げていますが、コメンテーターの昭和大学医学部客員教授の二木芳人氏が「そうすべき」なる発言をしていますが、その本人が何も着用していないので、それこそ影響力がある先生の発言であっても説得力がありません・・・残念。