東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言は、国内だけでなく海外へも波紋が広がっています。
テレビ、新聞、インターネット、SNSのあらゆるメディアで取り上げられ、物議をかもしています。
発端になった「女性蔑視」と受けとれる発言はもちろん、謝罪(?)会見での発言や所作(記者の質問に対する、逆ギレ的な振る舞いなど)が、森氏に対する批判に拍車をかけています。
あれは、誰がどう見ても聞いてもアウトですね。
さらに、自民党や東京オリンピック・パラリンピック組織委員会において、森会長の存在は「余人をもって代えがたい」「今さらしょうがいない」といったあきらめムードが少なからずあるそうですね。
ただ、根本的な原因は森氏本人だけではなく、日本人の国民性にも一因があるのではないかという意見もあるようで、一部の報道によると、森氏が失言を発した会場では聴者から「笑い声」が上がり、発言内容を咎めたり注意指摘する人がいなかったそうです。
今般の森氏の発言は、日本国あるいは日本人に対する世界の目という観点からも、非常にマイナス面が大きくですね。この問題への関心は「ノド元過ぎれば」ではなく、しっかりと追及していくべきと思います。