はり・マッサージ、当院の「お手頃価格」に理由あり

 当院の治療料金は「お手頃価格」と自負しています。

 

 他院でよく見かける「お試しキャンペーン」「初回限定料金」などと比較しても、当院の通常料金そのものが同等あるいは安いのはではないでしょうか。

 

 予約サイトの口コミには「料金が安すぎるから、来院するまで少し不安だった」といった記載すらみられるほどです(2022年1月に値上げをおこなった以前の口コミとはいえ、それでも今なお多くの患者さんに値ごろ感を抱いてもらえています)。

 

 

 今のところ「お手頃価格」を実現させられる理由にはいくつかあります。

 

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【居住用マンションの一室が治療院】マンションの一室といっても、ちゃんとマンションの管理組合による審査で営業許可を認められ、杉並区保健所からも開設許可を受けています。路面店などの事業用店舗のように開業設営に要する初期投資をカットでき、毎月の家賃負担も軽減できています。

*Google検索で「待合室が無かった」という当院に対するコメントがありますが、待合スペースを確保しているから保健所の認可が下りています。ただ、新型ウイルス感染予防対策の目的から、現在は「完全予約の個室制」で営業しています。その旨の案内も予約確認メールに付記したのですが・・・ちゃんとご覧にならずに来院されたのでしょう。

 

【個人経営】従業員を雇用していないので、筆者以外の人件費が生じません。

 

【広告費カット】看板を出さず、ネット広告もしていません。カタログ類の製作すらしていません。

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 これ以外にも細かい工夫や努力をしています。

 

 経営に必要な経費(コスト:固定費、変動費)で大きいのは家賃と人件費(残業やパートなど一部は変動費扱い)であることは、業種を問わずに概ね共通しています。

 

 カットしたコスト分を「借入金の返済」「事業拡大」「設備投資」「顧客満足度向上(CS)」「従業員満足度向上(ES)」など、どれに向けるかは経営者の考え一つです。

 

 当院の場合は「顧客満足度向上(CS)」にフィードバックさせています。具体的には治療料金の低価格化です。

 

 ただ、「価格」だけでCS向上を図れるものではありません。業種や業態あるいは手法によっては「ブランディング低下」「品質低下」「価格競争の泥沼化」「低単価の常態化」など、中長期的には経営を圧迫する「副反応」をともなうこともあります。

 

 患者さんの治療院選びにとって、施設の立地条件や雰囲気、治療料金などは大切な要素ではないでしょうか。

  

 たとえば美容鍼にしても銀座、麻布十番、表参道といった場所の、おしゃれな治療院で施術を受けることそのもので、贅沢感や満足感を得られ、それはそれで良い効果を引き出す可能性はあります。

 

 しかし、そういったエリアで、当院と同じ鍼の本数や鍼技術にもかかわらず「30分 3,000円。1カ月以内のアフターフォローで30分 1,500円」の治療院を見つけるのはかなり難しいでしょう。土地代やおしゃれな内装費、従業員の人件費が発生するのでやむをえないでしょう。

 

 ただ、中長期的な視点に立てば「リーズナブル」を求める人が多いのではないでしょうか。美容と健康の秘訣は継続的なメンテナンスにありますから。

 

※リライト:2021/06/02

※リライト:2022/03/03

当院はマンションの一室ですが、管理組合と保健所の認可を受けています!
当院はマンションの一室ですが、管理組合と保健所の認可を受けています!